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各種共同研究事業
各種共同研究事業

毛髪科学からの新しい育毛剤の開発

これまでの育毛剤開発は、毛包を構成する細胞の増殖や遺伝子発現の誘導などを評価することにより有効成分を見出すという評価法がよく用いられてきました。しかしながら細胞や遺伝子レベルでの生体外評価モデルでは、投与しても育毛効果が認められないなど生体レベルにおける効果を完全に反映していないことが数多くあります。そのためヒトの頭皮への投与試験が行われるものの、数多くの薬剤をスクリーニングすることができず、育毛剤の開発を困難としていました。私たちは、世界的にオリジナルな毛包再生技術を応用し、毛髪の伸長速度やその長さを増大させるマウス評価モデルを開発しました。この評価モデルは、生体皮膚での薬物の有効性を定量的に測定できると共に、有効物質の作用メカニズムを解明することが可能であるため、科学的にその効果を明らかにすることができます。

毛質の科学による新規機能性ヘアケア剤の開発

私たちは髪の外観だけでなく、髪の内部の構造や、髪ができてくるまでの細胞の配置など基礎的な研究を進めています。毛質を科学することによって、毛質の変化は、髪の内部構造 (毛皮質や毛髄など) の変化によることが明らかになりつつあります。マウスを用いた毛質変化をうまくとらえることによって、毛質変化がヒトと同じようにエイジングによっておこることを定量的にとらえることを可能にしました。この定量的な解析は、毛質の評価モデルになることから、この毛質の悪化をくい止める薬物のスクリーニング評価が可能となり、毛質変化の予防、改善薬を探索し、開発することが可能になりました。