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毛髪再生医療
毛髪再生医療

毛髪治療の実際

毛髪は、体表面を保護し、体温調節や感覚受容するなどの生物学的な機能のみならず、性成熟に伴う、外見上の印象に影響を与えることから、社会的にも重要な働きをしています。そのため、先天的な毛包の形成不全や、後天的な脱毛症などによる毛髪の喪失は、身体的にも精神的にも深刻な生活の質の低下につながります。脱毛症は、生命に関わるような重篤な疾患ではなく、治療が困難なため、その開発は遅れており、脱毛症患者は、脱毛抑制薬や自家毛包移植をする、育毛剤剤を利用しているのが実情です。

毛髪再生の革新的な進展

男性型脱毛症は、主に遺伝的要因により脱毛部位の毛包を構成する毛乳頭細胞の種類の違いにより起こります。男性型脱毛症は、ある毛乳頭が男性ホルモン転換酵素の過剰発現することにより発症します。私たちは、この酵素を産生しない、主として後頭部毛包の毛乳頭細胞を採取して培養し、脱毛部位の毛包の毛乳頭細胞を入れ替え、正常な毛包へ運命転換する第一世代の毛髪再生技術を開発しました。さらに、正常な毛包より上皮性幹細胞毛乳頭細胞を採取、器官原基法を用いて毛包の基となる毛包原基を作製し、脱毛部位に移植して再生する第二世代毛髪再生を開発にも成功しています。最近では、正常毛包がない先天性の脱毛症や正常毛包がほとんどない重度の脱毛症患者のために、iPS 細胞より毛包を再生する技術の開発を進めiPS細胞から毛包、皮膚を再生することに成功しました (第三世代毛髪再生)。これらの三つの世代の毛髪再生によりあらゆるタイプの脱毛症にも対応可能な再生医療技術の確立に道が拓けました。

毛髪再生医療における弊社のビジネスモデル

毛髪再生医療では、患者様ご自身の正常毛包から幹細胞を採取して毛包原基を加工し、患者様ご自身に移植する自家移植です。男性型脱毛症では、医療機関にて、少数の毛包を採取し、受託製造会社はその毛包から幹細胞を分離して、培養、増幅し、器官原基法により再生毛包原基を製造します。 この再生毛包原基をパッケージして医療機関へと搬送し、医療機関において患者様に再生毛包原基を移植治療します。私たちは、2018年に世界初のヒトでの器官再生としての毛包再生の臨床応用を見据え、現在、研究・開発を進めております。